綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

あしたのために

日々過酷な減量を行っている。
別に「おじいちゃん健康ボクシング大会」に出場するわけではない。

9月に定期健康診断があるのだ。
そこでメタボチェックがあるからなのである!
お腹が3年に及ぶコロナ生活でぶよぶよぶーりんなのである!


まあ要するにダイエットをしているんだけど、「おじいちゃんがダイエットでもあるまい。何を思い違いしているの?」というFrom自分To自分の罵詈雑言が脳内エンドルフィンに乗って駆け巡る青春なので「これはダイエットではない、減量だッ」と言い聞かせている。

 


「ダイエットじゃなくて減量だと何が違うの?」と首をかしげる若者もいるだろう。だが違う。まるっきり違うのだ!おじいちゃん世代にとっては!!

 


「ダイエット」といえば思い浮かぶのはハイレグ(死語)レオタード(死語)に身を包んだソバージュ(死語)ヘアのお姉さんがフラッシュダンス、もしくはキャッツアイのリズムにあわせてワンツーワンツーやっている姿だ(えっ、違うの??)。

 

しかしこれが「減量」となればどうだ!?

 

ジョーが、力石が、「水、水だぁ、水をくれえ~」と叫びながら左ジャブからの右ストレートを丹下段平の構えるミットめがけワンツーワンツーと打ち込んでいる姿が目に浮かぶだろう(えっ、平成生まれは浮かばないの?)。

 

まあ君らの脳裏に浮かぼうか浮かぶまいが、あしたのジョーの洗礼をウケているおじいちゃんは体重を落とすといえばまっさきに梶原一騎方式の減量方法が思い浮かぶのだ(えっ俺だけ?)。

 

 

昭和スポ根漫画の大名作「あしたのジョー」に出てくる減量方法はこうだ。

 

まずはハードトレーニング。これはもちろんだ。
そして食事は少量のサラダのみでラーメン二郎など厳禁だ。
もちろん昭和なので水を飲まない。乾いた唇を濡らしたスポンジでうるおすだけだ。
そしてガムを噛む。なぜガム?と思った君。ガムを噛んで口の中に出た唾液をペッ!とするのだ。街中ペッペッしながら走るのだ。
さらに下剤だ。宿便だの老廃物などすべて出し切る。
次はサウナだ。汗を絞り出す。ストーブをガンガンに炊いた部屋に引きこもるのもアリ。ただし換気には気をつけよう。
最後は献血だ。規定体重になるまで抜くのだ。
【↑↑絶対に真似をしないで下さい↑↑】

 


というわけで
2週間で4キロ落ちたぜフフフ
あと2週間で何キロ落ちるだろうか


健康診断まで生きてるかのほうが心配になってきたけども。


GachifloZ