笑いながら怒るおんな
昨日テレビで「THE CONTE」がやっていてとても楽しく観ていたのですが、その中でロングコートダディのやった「あくまで提案」というコントがとても胸にささりました。正直観ていられませんでした。
以下一部ネタバレ含みます
女AとBが動物園に来ている。
女A 「あら、あの動物なんていう名前だったかしら」
女B 「◯◯じゃない?」
女A 「え、絶対ちがうわよ、なんだっけ、あ、名前が書いてあるわ。ふーん△△ですって」
女B 「そっかー」
その日の夜、女Bより電話
女A 「あ、Bさん?今日は楽しかったねー。こんな時間に電話なんてどうしたの?」
女B 「あのさ、なんであんな言い方したの?」
女A 「え?なんのこと?」
女B 「すごく傷ついたわ。なんで『絶対違う』なんてひどい言い方したの?」
女A 「え?え?なに?なに言ってるの?」
女B 「自分だって△△のこと知らなかったよね?なのになんであんな言い方するのかな?」
女A 「ちょ、ちょっと待って?」
以下、女Bによる女Aに対する理不尽というかめちゃくちゃなバッシングが延々続くというコントでした。
ふつうに観ればとっても面白いコントだと思うんですが、今はそうは思えない。
これをなんで観ていられなかったかと言うと、まさに今私がこの女A状態だからです。
少なくとも自分は「良好な関係だと思っている相手」と、全く悪意のない「普通の会話」をしているつもりなのに、相手は「最悪な関係性」の人間が「自分を執拗に一方的に責め立てている」と感じており、ひたすら憎悪を蓄積している。
これは本当に怖いことで、同じ空間にいて同じ時間を過ごしているのに、感じていることが180度違うわけです。一見よくあることのように思えますが、こんなに恐ろしいことはありません。
認識相違、認知の歪み、認知の不一致、認知的不協和についてしっかり学び直したいと思います・・・。
「常に自分の常識を正とせず、手間を惜しまずにコミュニケーションを心掛ける」
そういえば私の苦手な行動でした・・・。
GachifloZ