綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

侵略する死者たち (卑屈)


画像出典:不明

子供の頃からだと思うのですが、歩いていてこう、後ろから突然ブスッと刺される予感とかあるじゃないですか(えっ俺だけ?)。駅のホームで突き落とされそうな予感とか(以下同文)。あれが最近とみに膨らんでいて困ります。

あと、道行く人がいきなりウエスタンラリアートしてくる予感とかも。
仕方ないのでいつも丹田に力を込め、やや半身になって歩くようにしているんですがこれが結構疲れるんだなあ。

とりあえず身を沈めて一気に後ろに回り足を掛けて倒し反転、マウントポジションを取って掌底でボコ殴りにするイメージまでは出来るのですがなかなか現実にそういう機会が無いのでどこまでやれるのかわからずまたこれが不安材料になるのです。

高校生の頃にたまたま一回だけ似たようなシチュエーションが実際にあって(どんな高校生活だ?)、その時はバックに回った時に相手がヘッドロックのようにしてきたので一気にそのままバックドロップしてさし上げたのですが、「ゴーン!」とそれはそれは凄い音がして僕は体育館の天井を見上げながら「あー殺してしまった」と思ったものです。さいわい脳細胞がゴリラみたいな奴だったのでお陀仏とはなりませんでしたが、その音がとてもとても怖かったのでそれ以来バックドロップは封印しています。

あーでももうおっちゃんですからそんなイメージ通りに身体が動かないんだろうなあ。
生きるのが怖いです。とほほ。


そういえばこの前銀行で通帳を作ったのですが、銀行というのはアレですね。本当にだめだなあと思いました。

本当にくだらないことなんですけど、居住地を書く欄にあらかじめ「都」「道」「府」「県」とだけ印刷されていたので僕は「東京」と記入したあと「都」のところに「レ」とチェックしたんです。
そしたら「チェックはダメなので書き直してください」と。
「は?」と言ったら「チェックじゃなくてマルをしてください」って言うんです。
なんですかそれ。バカなの?
ムカッとして思わず「三角付けても書き直しですよね?」と聞きそうになりましたが止めました。心が広〜りんですからね。
本当に銀行ってきらい。

バカかどうかはともかく嫌いな職種というのが他にもいくつかあります。
看護師とか弁護士とか。99%は上から目線ですから。なんでそんなに偉そうにできるんだろうと不思議に思います。
福祉職でも障害分野なんかの人は苦手です。高齢者分野だとまだまともなところが多いんですが、障害となるとなぜか一気に「上から目線」になる人が多いんですね。

こういう人たちは生きるのが怖くないのかなあ。
いつもそんなふうに思ってしまいます。

あ、ちなみに好きなお仕事はふつうの事務員さんです。美人ならなお良し。

GachifloZ