綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

サイボーグ作戦 (新印象派)


東京都美術館で開催している展覧会「新印象派〜光と色のドラマ」に行ってきました。
印象派から新印象派への変遷がテーマの展覧会なのですがお目当ては印象派の作品群。
印象派が好きなんです。モネとはシスレーとかあのあたり。わかりやすく綺麗で素敵でしょう?

ちなみに印象派と全然関係ありませんが小林七郎さんの絵が好きです。空気を感じる絵というのがこの人の持ち味で、もうなんというか神様のような存在。
漫画家だと誰だろう?鳥山明先生とあずまひでお先生の画集は昔持っていたな。自分で模写して飾ってたのは上條淳士先生の絵。本当に憧れたなあ。
アニメーターなら金田伊功大塚康生の両大明神を別格として馬越嘉彦さん、長谷川慎也さん、最近ではやはりすしおさんが別格で大好き。本当に憧れる。

なんていうか、絵を観て「あっ、◯◯の絵だ」とわかるような人に憧れます。
音楽もそう。歌がうまいとか下手とかじゃなくて、「この人が歌うと全部この人の歌になる」というような人に憧れます。NOKKOとかカールスモーキー石井とか。・・・って例えが古すぎるな(笑)。筋少にしてもももクロさん、BiS、ベビメタちゃんにしてもやはり唯一無二という感じがします。

閑話休題、高校時代に模写ばっかりしていたので「観たものを描き写す」ことはそこそこ出来るのですが、前述のひとたちのように唯一無二となるような絵が描けません。自分の絵が無いんですね。そういえば高校時代の先輩も木炭デッサンなどとんでもなく上手いのに、ある日ノートの隅っこに描いてある「マンガ」を見たらどうしようもない小学生以下のヘタクソさで、僕は目から鱗が落ちたのをよく思い出します。別の才能なんですね。

人は自分にない才能に憧れます。
恋愛もそうなんでしょう。
きっと補完しあうようにDNAに組み込まれているのです。

ところが自分の周りには優秀な人が多い。
バカが嫌いで極力近寄らないようにしているというのもあるんですが、とても頭の良い人が多い。
これはつまり・・・
まあいいか(笑)。

GachifloZ