綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

もう戦わなくていいよ、とあの娘は言った

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こんちは。

先日新卒社員を対象に講義をひとつ任されました。
急なことだったのでロクな準備もせずに望んだのですが、まあこれまで随分長いこと毎朝毎朝(ネタも用意せず)朝礼台に立ってベラベラ適当なことをアドリブで喋り続けてきましたのであまり心配はしていませんでした。

ところが。
本当に「使わない筋肉は衰える」もので、文章は噛むわ、話が行ったり来たりするわ、時間は押しまくって結局後半バッサリカットすることになるわとそれはそれは悲惨なものでした。

 

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この時に僕は痛感したのです。
ああ、もう僕は「何も出来ない」のだ、と。
かつては目をつぶってでも出来たはずのアレも、3分で終わらせられたコレも、なにもかも今の僕はもう出来ないのだと。

仕事も出来ません。
勉強も出来ません。
家事も出来ません。
もう僕は何も出来ないのだ・・・。

 

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でもそう自覚したら随分いろんなことが楽になりました。

 

ああ、もう前に出て戦わなくていいんだ。
自分で決めなくてもいいんだ。
誰かの後ろで静かにしていればいいんだ。
そして時が来たらインディペンデンス・デイのラストのように敵の母艦に向かって特攻して「尊い犠牲を忘れません(涙)」とか言われていればいいんだ。


あーーでも

でもなあーーー

悔しい。

このクソ久しぶりの日記におもしろおかしいオチがつけられないのはやっぱり悔しい!やらなくなったことは出来なくなっているとわかっていても!!これだけは悔しいなあ!!


GachifloZ

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