最近どうも家庭内での扱いが悪いような気がするので、昨日「キミたち、もうちょっと私に優しくしたまへよ」と娘らに厳しく説教かましてやりました。
しかし彼女たちは口をそろえて「こんなに優しくしてるのに!」と言い張るのです。
私は『どこがやねん!』と心で思いつつも冷静を装い「それでは優しくしていると思う行動を各自3つ述べてみたまへ」と松本ちえこの恋人試験のごとく彼女たちに問いただしました。すると彼女たちは自信満々に答え始めたのです。
「家に帰ってきたときオカエリと言ってあげている!」
「自分の食べた食器を自分で片付けてあげている!」
「麻雀アプリがやりたいと言われたらiPadを貸してあげている!」
「お風呂で変な歌を歌っていてもたまに文句言わないであげる時がある!」
「変な歌(筋少のことらしい)をいつも聴いてることをみんなに言いふらさないであげている」
・・・etc、etc
百歩譲って1番めのを優しさだと認めるとしても2番め以降は微妙じゃないか?
なんだよ「iPad貸してあげてる」って!もともとオレのじゃんかっ!
いいよ別に筋少聴いてることキミらのお友達に話しても!
だがまあしかし、誰がどう見ても「それは優しさと言わないのでは」ということであっても、やってる本人が「やさしさ」だと思っているならそれを受け止めるほうはそれを「やさしさ」だと思うべきなのかもしれない。
でもこういう考え方こそが「DVから逃げない人たち」を作るということも知っている。
だから僕は声高に叫ぶのだ。
そんなん優しさじゃねえよッ!!
ギブミー優しさッ!!
本当に優しさとはいったいなんだろう。
Gachiflo