綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

ニコラス・ケイジに謝れ!


今朝(というか丑三つ時)に「ああ今日で世界が滅びるのか」と思ってふとマヤ暦のことをiPhoneでググってみました。すると映画「2012」の記事がたくさん出てきて、「今回の騒動(?)はこの映画の影響が大きい」と書いてありました。

僕は「あんなクソ映画に影響を受けるなんて世界人類は本当におバカさんばかりなんだな」と思ったのですが、そういえば「ノウイング」も似たような世界の終末を描いていたことを思い出し、これよりはまだ「2012」のほうがマシかな、いやタメかな、まあどっちにしても「エンドオブデイズ」ほどはヒドくないかな、「サイン」もひどかったし「ドリーム・キャッチャー」も酷かった・・・などとつらつら考えていました。

基本的に丑三つ時に起きてからうつらうつらしながら朝を迎えるので、通勤途中にもそんなことをボケーと考えていたのですが、そしたらなんだかどんどん気持ちが沈んで行きました。「愛すべきダメ映画」みたいなのならともかく、「いやマジでつまんね」「マジでダメだかんね」っていう映画のタイトルを頭の中で挙げていくだけでなんだか自分までリアルダメになっていくような感覚に陥ったのです。うーん、ダメ映画の破壊力恐るべし。


それからしばらくするともうひとりの僕が「それならオマエはどんな映画が良いと言うんだ!?」となかば切れ気味に話しかけてきました(僕は昔から自分同士で会話しているのです)。
僕は今年観た数少ない映画の中なら「ミッドナイト・イン・パリ」と「ヒューゴの不思議な発明」が良かった。世界の終末を描いた作品ならやはり定番のゾンビもの全般で、「ドーン・オブ・ザ・デッド」なんかはとってもよかった。ちょっと毛色は違うけれど「ミスト」も良かった。邦画で言うならやっぱり「日本沈没」(藤岡弘のほう)に「復活の日」だ。「太陽を盗んだ男」も好きだ。「エバQ」はクソだけど「EOE」は良かったと思う。カミさんはボロクソに言ってたけど「巨神兵東京にあらわる」だって結構好きだ。バカっぽく描くなら「ザ・コア」くらいまでやってほしい。ちなみに関係ないけど「トラック野郎」大好きだ。

なんで「2012」から「トラック野郎」に話がつながるのかよくわからないけれど、好きな映画を数えていたら元気になった。人間そんなものよね。落ち込んだ時は好きな人や好きなもののことを考えよう。たぶん楽になる。少なくともオレはなるんだけど。単純だから。


ちなみに丑三つ時に「ノウイング」の事を考えている時、主演俳優の名前がどうしても出てこなくて悶々としていました。もちろん答えはチャック・ノリス・・・じゃなくてチャック・リゲルじゃなくて、あれ?カトリーヌ・ドヌーヴじゃなくてクリスチャン・ベールじゃなくて、えっとえっとカ・・・カ・・・ケ・・・ケ・・・あれっ、また忘れたぞ。カーク・ダグラスじゃないしケビン・ベーコンじゃないしケビン・コスナーじゃないしえっとえっとカ・・・ケ・・・さっきまで覚えていたのにな・・・まあいっか。面白い顔の俳優さんですよ。彼の主演作で好きなのは「救命士」。メソメソしてる時の演技が好きです。

あっ、ちなみに今日は遠距離恋愛の日らしいですよ。

GachifloZ
ooooxxxx