綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

ぱんややーん

中学1年の時に文化祭の仮装行列スターウォーズのコスプレやったんですよ。ルーク役で。結構評判良くって。器用だったから。でもなんかつまんねーなって思って。そんで翌年ゴキブリやったんですよ。大きなダンボール黒く塗って羽根作って背中にしょって。そんで校庭を這いずりまわったんです。なんのキャラでもなく、ただひたすらリアルな感じでガサゴソと。そしたら招待席のPTAがドン引きで。「史上最悪ですよ!」とか言われちゃって。でもなんかスカッとしたんです。青春ですね(そうか?)。

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「人生は近接で見ると悲劇だが俯瞰で見ると喜劇である」

どうも。
悪夢ちゃんより悪夢好き、ももたまい推しのGachifloZです。
昨日丑三つ時にいい夢見たんですよ。内容は覚えていないんですが、いい夢だったんです。毎晩悪夢しか見ないんで、本当にびっくりしました。
うる覚えなんですが僕ではない誰かがしあわせになるんですよ。それで僕が「良かった、良かったね!」と涙するんです(おっ、なんだか良い人っぽいぞ)。そこで目が覚めたんです。で、僕は「やったあ、いい夢見れたぜー」と思ったんです。
でも同時に「あれ、この夢はこのあとどうなるんだろう」と思ったんです。

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ちょうどその頃フランスでは日本が防戦一方の憂き目にあっていました。
「ボッコボコにし〜てやんよ〜♪」とばかりにヤラれ放題の日本でしたが、耐えに耐えた試合終了2分前に長友佑都からの香川真司ラインで決勝弾を決め、あのフランスから歴史的大金星を奪いました。奇跡的な大勝利です。うぉ〜〜〜すげえ!あれは絶対カズが置いてきた魂が導いたゴールですって!霊感商法マニアのオレが言うんだから間違いないです。

日本は試合の99%において試練が続き、1%で至上の喜びを掴んだという試合でした。98W杯王者フランスは試合の99%を圧倒的優位に進め、1%で絶望の底へ突き落とされたという試合でした。勝ちか負けかで言ったらもちろん日本が勝ちなんです。内容で負けていようがなんだろうが勝ちは勝ちなんです。

「人生は近接で見ると悲劇だが俯瞰で見ると喜劇である」とチャップリンは言いましたが、確かに日本にしてみれば試合中幾度も背筋が凍ったあの大ピンチも試合終了後は「あん時ゃビビったヨー!」ってなもんです。笑い話です。でも逆もまた真なりで、フランスにとっちゃ「人生は近接で見ると喜劇だが俯瞰で見ると悲劇である」じゃないですか。まさにコインの裏と表、グレートムタと武藤敬司東京女子流マキシマムザホルモン、福島と大阪って感じです。

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僕は「どんな苦労もいつか笑って話せる思い出になるよ」って言われるよりも、「どんな喜びもやがては涙ふり絞る悲しい思い出になるよ」って言われたほうがなんとなくしっくりくるんです。僕は超絶ポジティブ野郎のはずなのにどういうことなんでしょう。

めでたしめでたしのお話はそこで終わるからハッピーエンドなのであって、人生は続いていくのです。
好きな人と一緒に過ごしていて、不安になりませんか。いつか別れる日が来るのだと怯えなりませんか。しあわせであればあるほど、怖くなりませんか。「好きだ」と言えば、言えなかった昔にはもう戻れない。「好きだ」と言えた日から「好きだ」と言えなくなる日を怯える日々が始まるのです。恐ろしくありませんか。


でも実はこれ、結構だいじょうぶなんです。
どんなつらい別れも、素晴らしい出会いも、それはオセロのようにひっくり返って、またひっくり返っての繰り返し。ただひたすら繰り返されるだけで、勝ちも負けも、良いも悪いもなくて、ただ繰り返されるだけ。だからもし好きな人がいるなら、そのままそばにいたほうがいいんですよ。そうしたほうがいいと思います。なんとなく。



でもなー、オレがリア充になる日が来るとは思えんしなー。
そうかそれはコインの表と裏じゃないってことか。

うーん。
今日もごめんなさい。


GachifloZ
oooxxx

今週のお題「運動会の思い出」