綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

緑柱石の宝冠


こんにちは。

夢の事を書くと本当に死にたくなるので(悪い夢ばかり見ていることを思い知らされるから)できるだけ朝は何も考えずひたすら無心で家事に勤しむようにしているのですが、最近どうにもこうにも日記のネタにつまってしまい、とかく禁断の夢ネタを書くことが多くなってきています。実に困ったもんです。しまいには妖怪が出てきそうです。


ちなみに「寝しな」に考えることというのはそれが夢なのか現実の妄想なのかの境界線が非常に秒妙でアイマイまいんなところであります。

昨日も、

「この日記は死神製薬の提供でお送りします」

というフレーズが頭に浮かんで離れなかったのですが、これが夢で見たフレーズなのか眠りに堕ちる寸前に思いついたフレーズなのか全然わからなくなっていました。まあどっちにしても「なんやそれ・・・」としか言いようがないんですけども。
どんな薬を作ってるんだろう、死神製薬。


あ、あと、こんな夢も見ました。

ヒャダイン音楽事務所を作って、僕はそこに取材に行ったライターでした。僕はおべんちゃらばかりのつまんない提灯記事を書いて、その帰り道に交差点でため息をついていました。
ふと顔を上げると交差点の対角線向かいに止まっていた10トントラックがずるずると変な動き方を始めました。どうもドライバーの意志とは無関係に動いているらしく、あれよあれよという間に歩道に入り込み、脇のレストランにじわじわと突っ込んでいきました。

僕が(相変わらず何も出来ずに)ただアワアワしていると、他の自動車たちもある一定の方向を目指してずるずる引っ張られて始めました。自動車だけではありません。バイクも、自転車も、乳母車さえも、車のついている物は全てある方角へずるずると引っ張られていきました。

ただ、人間には全くその磁力らしきものが影響しないようで、やがて人々は驚くことに飽きてしまい、普通に歩き始めました。何事もなかったかのように、ずるずるずるずるとあちこちから引っ張られていくクルマたちを気にもせず普段通りの生活を始めました。僕はなにがなんだかわからず、ただただ交差点に立ち尽くしていました。




あっ、現実の話もしておこうっと。

昨日ガールズとお風呂に入っていつものよーにため息をついて、いつものよーに「ああ、帰りたい・・・」とつぶやいていたら、「もうお家に帰ってるじゃん!」といういつものツッコミがありました。僕はいつものよーに「帰りたいところが『場所』とは限らんのだよ、フフフ」と小学校二年生女児には少々難しい禅問答を繰り返していたのですが、電撃のごとき感覚が脳内を駆け巡り、僕はある事に気がつきました。


僕は常日頃から「帰りたい帰りたい」と口グセのようにつぶやいているのですが、実は帰りたいんじゃなくて、帰りたくないんだと気付いたのです。

このままだとどこかに帰ってしまうので、それがイヤで、そして不本意ながら帰ってしまった未来の自分を今の自分に投影して、「(帰っていない頃の自分に)帰りたい」と言っていたのです。

日々薄れゆく毛髪と精力に怯え、自分が自分でなくなっていく事を実感して震えているのでしょう。
うう〜ん、俺ってセンシティブw


って、夢にしても現実にしてもどっちにしてもやっぱイカレてますね。
どーかしてるぜ!


GachifloZ
oooxxx