綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

どんなに離れていても僕は天使と暮らしていると言えるのではないだろうか

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このまえ筋肉少女帯のライブ(2019/10/20 EX THEATER ROPPONGI)に行ってきたんですけど、OP一曲目で機材トラブル?があってギターの音が出てなかったんです。
んで、とりあえず1曲目を演奏し終えたあとに「以上!サウンドチェックでした!」と言って舞台袖に下がっちゃったんですね、全員。そんで15分くらいしてから再度SEからやり直したんですけど、とてもめずらしい光景でした。筋少の音楽に対する姿勢は「オーケン以外全員完璧」がウリですから(←ほめている)。

MCでオーケンおじいちゃんが「はりきりすぎて機材蹴っちゃったんだゴメンゴメン」と言ってましたが真偽の程は定かではありません。エクトプラズマかソ連の陰謀か、はたまた地球の磁場が狂い始めたのか。いずれにせよ再開後のライブは素晴らしいものでした。

 

いろいろあって今現在「ライブは月に1本まで」「映画は3ヶ月に1本まで」「本は押入れの本を再読のみ」等々と貧乏くさくマイルールを決めているのです。

が、制約があるからこそひとつひとつの出来事を心に刻もうという意識が働くのか、それなりに毎日楽しくやっています。いやむしろ前述の筋少ライブのように、ピンポイントピンポイントで誰かが僕に「なにか」を与えてくれているような気すらしています。

 

yesterdaymovie.jp

昨日観に行った映画「Yesterday」もとてもよかった。

ネタバレはしませんが、不遇の時代を支えてくれた人っていうのは永遠の恋人なんですよ。やっぱり。
バットマンのやつでも、なんならプリキュアでもよかったのですが、たまたま選んだ「Yesterday」がとてもよかったのはやはりなんかしらの力が働いているような気がしてなりません。

きっと天使に守られているんです。

 


これまでいろんなことがありましたが、今はとても平穏で穏やかな日々を過ごしています。
日々平穏で穏やかだから、日記の更新も滞っているのかもしれません。
つらいときはいつだってここに吐き出していましたから。読んでくれてたひと、ありがとう。たまたま読んじゃったひと、ごめんなさい。


ライブも映画も心のバロメーターというか自浄装置というか、つらいときは筋少の曲がほんと心に染みて「見くびった奴ら全員燃やしてやる!」とか耐え難いモッシュの中で叫んでいたものです。映画もなにげないシーンで暗闇の中ボロボロ涙をこぼしたりして。

今はないなあ。
ぜんぜんない。

 


心がすとんと落ち着いているからか、ぜんぜん心を揺さぶるような衝動にかられません。
きっとこれはいいことなんだけど、寂しくもあります。
あんまりにも逆境好きで「逆境にいないとダメなタイプ」だからでしょう。
典型的な破滅型なんですね。
いつか訪れる破滅を待っているような感さえあります。


そのうちやってくるであろうとんでもない逆境。
でも平気へっちゃら大丈夫。これまでだってなんとかなってきたじゃない?
なんとかなるし、ならなくても別に受け入れてその中でのほほんと生きていこう。


あーでもやっぱりギターの音が出ないくらいの「逆境」にしてほしいな!
天使のみなさんよろしくおねがいします。

GachifloZ

 

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