綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

家族のために死に物狂いで自分自身を日々すり減らす人に対して本当に申し訳ないくらい遊びまわってしまう強迫神経症的な日々の雑記

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職場で「夏休み、どこか行かれましたか?」と聞かれたので

 

「そうね、宇都宮へ旅行に行って餃子の名店で餃子を食べまくったよ。益子のソウルフードビルマ汁>も食べた。国宝クラスの磨崖仏が大谷ってとこにあるんだけど、アレはよかったな~。あと、泊まったホテルが<日本一の朝食>を謳っててね、とても美味しかったんだ。

あ、海も行った。やっぱり夏は海よね。奥様のビキニよねビキニさいこう。眼福眼福。
江ノ島海岸に行ったんだけど、とれたての生しらす丼食べてさ、美味しかったなー。それから江ノ電ひさしぶりに乗って湘南の海を眺めてさ、鎌倉大仏観たり市内観光したりしたよ。

えーとそれからマリンスタジアムももクロさんのスタジアムライブも観に行った。暑かったけどとても楽しかった。彼女たちを間近で観られたし、花火もきれいだった。前座というかなんというか、前から観たかったたこやきレインボーのライブがやってて。彼女たちを観られたのもよかったなあ。
そうそう、オーケンのライブも行ってきたよ。新しいプロジェクトが始動したんだ。新鮮だった。アルバムも出るんだよ!

あとは最近大好きな「洋館巡り」をしたり、日本橋三越でやってた「80年代展」を観たり。有楽町でやってた「幻獣神話展」もよかったな。
映画もたくさん観たし本も読んだ。

あとはね、前から食べてみたかった金子半之助の天丼食べたよ。池袋「壽」のレモンラーメンも食べた。なかなか行く機会がなかった川越のラーメン二郎もようやく行けたんだ。死ぬかと思ったけど(笑)。

まああとはお盆だからお墓参りとか?

まだあといくつか予定はあるけど、今年の夏はだいたいこんな感じかな?」

 


・・・
・・・・
・・・・・・と、伝えるのもいちいちめんどくさかったので

 

「いや、特別なにも・・・」

 

と答えました。
いいんだよ別に誰に教えなくても!

 


最近意識してTwitterには「眠い」とか「今節も横浜FC勝った、やったー」とかいわゆるイデオロギー的なものや自我の主張といったものを極力排除した投稿を行うようにしているのですが、それでも書いていて違和感を覚えることがあります。


「仕事の日は1秒でも寝ていたいけど休みの日は1秒でも長く起きていたい」的なことを書き込んだ時、実に自分の心に正直なつぶやきだと思う半面「ああオレってほんとダメ人間」と思っちゃうのです。

冷静に考えると別にいいんじゃね?って思うんですが、やはり違和感があるというか。何か「こんなんじゃダメだ!」と思う自分がいるんです。


同じように「働くことは生きること」という書き込みを目にした時「冗談じゃねえぞ!」と思う気持ちと「そうだよなあ」と思う気持ちが同居していました。どちらが正しいとか間違ってるとかじゃなくて、両方の感情があるんです。


昔、世間知らずということもあって常軌を逸した働き方をしていた頃がありました。お金はたくさん手にしたけれど、その100倍失ったものがある気がして激しく後悔しています。
でもこれ、もしあの頃に常軌を逸して働かないでいたら逆に「確かに大切なものをたくさん得たけれど、男はやっぱり稼いでナンボ、出世してナンボやろ?」と延々自分を責めていただろうと思います。今と同じように。


安手のテレビドラマでよく「あの時にもし戻れたら」みたいなことをやってますが、僕に限ってはもう絶対戻りたくない。だって同じことだもの。

 

 

アホみたいに遊んでる人をテレビで見るとワシのほうが遊んどるでえーと言ってやりたくなります。がんばってがんばって家族や恋人との時間をすべて犠牲にして働いている人を見ると激しい劣等感を感じます。逆に家族や恋人のために自分を犠牲にして粉骨砕身日夜苦労している人を見ると本当に生きているのが申し訳なくなります。
もちろん遊んでばかりいる人を見ると働けや!と心底憤りを感じます。

 


脳内が実にカラフル。
実にダイバーシティ
みんな違ってみんな良くない。
みんなよくない!

苦しんでいるすべての人にやすらぎを。


GachifloZ