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綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

遠回りすることがいちばん近道(イチロー)


ふと気がつくと体重がかつてないほど増加していた。
ヤバイとか言うレベルじゃない。
ヤッヴァーーーーイというレーーーーーヴェルなのである(外道ふう)。

こんな腹では好きな女の人に嫌われてしまう。が、かといってなりふり構わず昔のように絶食+下剤+サウナ+運動のお手軽不健康ダイエットなどした日にはお肌がガサガサを通り越してピラミッドの底に眠るミイラのようになってしまうことは火を見るより明らかだ。プニプニなおじいちゃんになるのは嫌だが、プリプリのおじいちゃんでいたいのだ。

だいたい性欲が枯れているのがよくない。
枯れているからどう観られようが気にしなくなる。
確かに身体は否応なしに老化するだろうが、心が老化していくのがいちばんよくない。
使わない筋肉は衰える。使わない機能は失われる。プリプリな身体をGETするにはプリプリでいなければならない理由を持っていなければならない。

ストレスのない生活を送っているというのもよくないのかもしれない。
後先考えず欲しいものはなんでも手に入れ、仕事も定時で上がり通勤も超楽ちん。責任に押しつぶされそうになることもなくなった。子供も手が離れ、腹が立つことさえ殆ど無い。貧乏極まりないとはいえ、娘といきなりステーキに行くことくらいは出来る。

以前の僕はいつも何かに怒っていて「いつかみておれムツオさん!」と浦見魔太郎ばりに日々念じていたものだが、最近はつゆぞそんなセリフを脳裏に浮かべることもない。
一昨日の夜、仕事帰りの電車を降りる時にうしろからグイっと押されて「テメーこの野郎ぶっ殺すぞ!」と思ったものの5秒で怒りが鎮火したのには呆れた。心がひろーりんなのも考えものだ。怒りは人を変える原動力なのに。

目の前のきれいな女の人をお姫様抱っこしてベッドに連れ込むくらいの体幹はいつまでもキープしていたい。この世の全てを燃やしてしまえと歯ぎしりするような気持ちを持ち続けたい。そうしなければ僕は僕でなくなってしまう。


とりあえずベルトをきつく締めて腹を形状記憶させてみよう。毎晩の腹筋も倍に増やそう。出されたご飯を残さず食べる育ちの良さは控えよう。ダイソンの掃除機を腹にあてたら少しは脂肪吸引効果があるだろうか。そういえば船木誠勝・著「ハイブリッド肉体改造法」はどこ行ったかしら。会社帰りにコンビニに寄るのもやめよう。あれは危険だ。遠回りして帰ればコンビニ菓子パンの誘惑に負けずに済む。


The young man should train their body.
The old man must train their body.

絶対痩せるぞ。


GachifloZ