綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

変な歌ばかり聴いているから!



昔から何度も書いているんだけど、例えば好きなアイドルちゃんがいるとする。彼女のCDを100枚買えば彼女の所属する事務所は確かに喜ぶけれど、僕はそういうのはやはり違う気がする。100枚CDを買うよりも1枚のCDを100回聴くほうが価値あるような気がする。

もちろんビジネスなんだからCD100枚売れるとの1枚売れるのとでは大違いだけれども、僕はやはり1人が100枚買うよりも100人が1枚ずつ買うほうが健全だと思う。100枚買ったら握手券じゃなくて、友達10人LIVE連れてきたら握手券のほうがまだマシだ。連れてこられたご新規さんを取り込めるかどうかは実力次第なわけだし。


さらに言えば僕は「CD100枚買いましたよ!」「僕はグッズ全種類持ってます!」と言われるよりも「本当につらい時、あなたの歌で何度も救われました」「よし、僕もがんばろうと思って一生懸命受験勉強して目標校に合格しました」といった言葉に喜びを感じるようなアイドルちゃんでいてほしい。

アイドルにせよミュージシャンにせよ役者にせよスポーツ選手にせよ、やはりどこか祈り子的な存在であってほしい。「僕は僕のためにやってるんです」というのがカッコいいという風潮もあるだろうけど、やはりどこかで「誰かのために」という軸も持っていてほしい。


自分ががんばることで誰かがどこかで喜んでくれてる。
だから誰かのために直接的に何かを出来なくとも落ち込むことはないのだ。たとえ遠く離れていようが、報われぬ想いだろうが、それを心に病むことはない。大切なことはそこには無いからだ。


自分がダメなことをしたら「あいつはいっつもアイドルばっかり聴いてるからだ」みたいに言われる。こちらにしてみれば「アイドル関係ねえし!」なんだけど、他人はそう見る。これはもう間違いなく。

だから、好きな人を守るために好きな人とは全く関係のない遠いところで僕はがんばろうと思う。





・・・がんばろうと思いつつ仕事をサボって日記を書いている身なのが如何ともし難いが。がっくし。

GachifloZ