綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

悪魔の住む花 (3Bjrヘリウム事件)

http://www.stardustrecords.jp/nanairo/:出典:七色のスターダスト

昨日ももクロさんのライブビューイングを観てきたのですが、有安さんお痩せになりましたね。ライブ自体についてはもういまさら何をや言わんで語るまでもないでしょう。

2月となると毎年思い出すのが10年前。カミさんは突然脳梗塞(厳密には違うけど)で倒れまして生死の境を行ったり来たりしました。本人も僕も青天の霹靂(本人は意識不明でしたが)、そりゃあもう大変。だから今でも若い人の脳梗塞についてのニュースには敏感です。過敏とも言えるでしょう。

さいわい一命はとりとめましたが後遺症が残り、若くして半身まひの身体障害者となり絶望のずんどこに落ちていきましたので本人、介護者、住環境含め生活の一変、経済面も含め半身まひの大変さは身に染みています。だから若い人の半身まひについてのニュースには敏感です。過敏とも言えるでしょう。

ちなみにうちのガールズはローティーンですからローティーンの女の子が犠牲になった事故事件(誘拐、殺人、虐待etc・・・)についての報道にはとても他人ごとに思えず敏感です。過敏とも言えるでしょう。

ですので、「節分の時期にローティーンの女の子がある日突然事故事件に巻き込まれ脳梗塞となり半身まひの後遺症が残った」というニュースには過敏を通り越してリーチ一発ツモチンイツタンヤオリャンーペーコードラ6くらいの反応をしてしまいます。

カミさんのように先天性のものが起因したものならまだ神様を恨むだけで済みますが、それが人為的なものであればこれはもうさらに裏ドラまで付いてしまうわけです。

たまたまこの前スカパーで去年の3bグリーンドーム大会(ももクロさんの事務所であるスターダストプロモーションの若い子たちが勢ぞろいしたライブ)が放映されていて、それこそ今回倒れた子たちがみんな「ももクロ姉さん」と慕っている様子が映されていました。公園や駐車場で歌い踊っていたももクロさんも今や万人が認める日本のトップアイドルですから当然彼女たちにしてみれば憧れの存在で、ももクロさんもかつての自分を見るようなものなのでしょう、かわいい妹たちを笑顔で抱きしめそれはそれはとても微笑ましい姿でした。

その一人がテレビ収録中に脳梗塞で倒れたと。

12歳の少女が全力で歌い踊ったあとに酸素吸入した時に吸ったのが変声を生むヘリウムガスで、しかもそれが大人用であったと。ドッキリでしたと。1回目は変声にならなくてもう一回吸わせましたと。そしてガスが脳血管に入り込み倒れましたと。

テレビ局は容態が安定するまで一週間報道しませんでしたと。これが民間企業なら微に入り細に入り重箱の隅をつついて連日バッシングするのに報告会見に社長も出ず中間管理職が座ったまま頭を下げ、冠番組報道ステーションでは「早い回復をお祈りします」でさらっと終わらせ、その後一切追加の報道はしないと。

さらにその間に番組制作会社はホームページからその番組を制作一覧から消しましたと。タレントを抱えるスターダストプロモーションもホームページに「回復を祈るばかりです」と隠蔽発覚後にさらっと記載するだけで会見すらしない。取締役でもある担当マネージャーもだんまり。理事長と名乗る役員もだんまり。

姉さん姉さんと慕われ優しいまなざしを少女たちに向けていたももクロさんも箝口令が敷かれているのでしょうが連日何事もなかったかのように笑顔でライブやテレビ出演を続けていますと。もうすぐ新作映画が公開されますので皆さん観てくださいねと。


僕はねえ、本当に許せんのです。
何もかもが許せんのですよ。


GachifloZ