綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

宇宙囚人303

学校も冬休みに入り、サンタさんにもらったスマッシュブラザーズfor WiiUで小学生女子にボコボコにされている日々である。さらには年末年始にガールズが録りためるであろうテレビ番組の容量を確保すべく我が家のBlu-rayレコーダーである汎用箱型自動録画兵器「クリスティーナ2号機」のHDDを整理しているところである。

初代の1号機が”毎度おなじみ"ソニータイマー発動により熱暴走、ディスク認識できなくなって買い換えたのが今年の春。それからわずか9ヶ月だけれど、録画されている番組たちを見るとなにか2、3年位は経ったような気がする。

えっ、ももクロさん国立競技場大会って今年じゃないよね?
W杯ブラジル大会って去年じゃなかった?
BiS解散ライブに至っては3年位経ったような気がするぞ。
ベビメタちゃんのロンドン公演はまあ半年くらいかとも思うけど、推しの鈴木裕乃ちゃんが恵比中を卒業したのはもうずいぶん前だよな。
筋少のニューアルバムだってもう何年も前から聴き込んでいる気がするのはどういうことだ。ブンブンブブブン!

おじいちゃんになった最近ではなんでもかんでも昨日のことのように感じていたのに、なんで今年はこんなに濃密なんだろう。
歳を取ると月日の流れるのが早いというのは本当で、事実「1994年」なんて5年位前にしか感じないけれど、実際には20年前だ。僕とほぼ同世代のオーケンも吉川君もいいとこ30代後半の感覚があるけれど実際はアラフィフだ。あーりんだって13歳くらいの感覚だけれど実際はもう18だ。信じられない。

それくらい月日は流れている。実際はものすごい早さで流れている。星新一の言葉を借りれば1年は九億四千万キロメートルの宇宙旅行、速度はマッハ93だ。ブラックバードのエンジンなら31機分だ。 豆腐屋ハチロクならいったい何台分になるのか文系の僕には想像もつかない。


でも嬉しいことだ。
これから何十年生きられるかわからないけれど、一年がこんなに濃いならこれからきっとさぞやたくさんの気持ちいいエクスタシーを体験できることだろう。あっはんうっふん来年も濃い一年にしたい。

暑さ寒さも彼岸まで。
躁も鬱も晦日まで。
どんなことにせよ「区切り」をよい機会に捉え、切り替えていきまっしょい。

GachifloZ