せめて、自分らしく - 綾鷹カワウソ妄想譚

昨日押し入れを整理していたら昔着ていた着ぐるみが出てきました。ネコの着ぐるみです。懐かしかったのと寒かったのもあって夕方以降はそれを着て過ごしました。ネコの着ぐるみを着たままお料理を作ったりお洗濯を取り込んでいたりしているとなにかすごく落ち着く感じでした。
意外に思ったのがガールズが帰って来た時のことです。「さぞや驚くか爆笑するだろう」と思っていたのですが、あいつら全くノーリアクションなんです。まったくふつう。家に帰ってきたら父親がネコの着ぐるみですよ。全身着ぐるみですよ。ちょっとは反応しろよ！・・・寂しいだろ。

着ぐるみを着ているととてもあたたかくて良いのですが、おトイレは大変です。同様にお尻をポリポリ掻くのも大変です。あとは快適でした。ついうっかりその格好のままゴミ出しに行きそうになったのがヤバかったくらいでしょうか。玄関を開けたところで気が付きました。

ああそうそう、カミさんはやっぱり「バカじゃないの！？」と怒っていました。唯一予想通りのリアクションで少し可笑しくなりました。

着ぐるみのほかにはガールズが着ていたディズニープリンセスのドレスがいくつか出てきました。今やとうてい着れないサイズばかりですし、スパゲッティの汚れなんかもあったりして捨てる以外の選択肢は無いのですが、お高かったこともあり結局押し入れに戻してしまいました。また数年後に散々っぱら悩むことでしょう。それも楽しからずや。

夕飯にパスタをいくつか作りました。ボロネーゼとたらことカルボナーラ。まあどれも市販のルーにちょっと手を加えただけですがからお手軽なもんです。ジジババが馬鹿でかい白菜を送ってきたのでサラダを作りました。お味噌汁は細かく切ったお豆腐とワカメに葉物を少し入れました。わいわい言いながらみんなで食べました。好きなものはたくさん食べてくれるので嬉しかったのですが栄養バランスはちょっと。でもまあいいかたまには。