綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

あしたはももクロさんライブinマリンスタジアム。

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「あしたはももクロさんライブだな~」とボケーッとしながら表通りを見ていたら、上下長袖の黒ジャージに白いカンカン帽、軍手に黒サングラスで大きな白いマスクをした怪しいおじいちゃんが歩いていました。


きっと皮膚が弱いとかいろいろあるんだろうけど、見るからに変態・・・しかも暑そう。水分補給をしっかりして倒れないことを祈るばかり。

しかしさすがにアレは職質されないのかな・・・
若い頃から数限りなく職質を受けている身としては職質されないテクをぜひご教授いただきたい。

 

この前、とあるブルジョアジーな写真をインスタグラムに上げたんです。
そしたらたくさんの新規の方から「いいね!」をもらえて嬉しかったんですけど、ちょっとチェックしてみたら新規で「いいね!」してくれた人たちがこぞって「FXのコツ」とか「投資コンサルタントですお気軽に」とかそんな人ばっかりなんです。

悔しいから(何がだ)超美味い一皿200円の餃子とか知る人ぞ知る(しるだけに)一杯324円のビルマ汁とかを続けてアップしてやりましたよ。そしたら全然そいつら「いいね」してくんねえでやんの(かなしい)。

 


価値感は人それぞれで別にいいんです。
キンキラキラキラなものが好きな人もいれば路地裏の菊の花が好きな人がいて、それはそれでいいじゃないですか。それはそう、それはそうなんだけど、「コイツは金づるになりそうだ」と思っての「いいね!」はどうかやめてほしい。
ま、しかたねえか。商売だもんな。

 


なーんて言ってたらフィッシングサイトにあたっちゃったよ。
GoogleさんがiPhonexを1ドルでプレゼントしてくれるそうだ!やったね!

だがしかーし!

これについては商売だからしかたねえ・・・なんてことは言わない、これは詐欺であり犯罪なので氏名欄に「ア◯ル◯ァ◯クち◯ぽ◯ハ◯太郎」とか住所欄に「ベーカー街221B」とか中学生男子のような仕返しをしてやったぜ。まさかいい歳した変態おじいちゃんとは思うまい...ククク。IPアドレス抜かれようが何されようが知ったこっちゃねえぜ!

 


まあまあ人生なにごともそうそううまいこと行かないっスな。
あんまりにも毎日毎日カミさんに叱られるから「なんでかなー、なんで怒られるのかなー」と相手の心のうちを想像してみたのですが、

「相手の心を読んでいるつもりが、自分ならどうするかという自己への問いかけとなり…気がつけば、ただ自分の心をなぞっているだけ…」(カイジ箴言第22話より)

というわけで相手が怒っているように思えるのならばきっと僕が心のどこかで怒ってるからなんだろう(そうかなー)。
金ヅルに「いいね!」する商売人も、フィッシング詐欺の外道連中もきっと同じできっと僕の心の投影。
だから通りすがりのおじいちゃんがド変態に見えるならきっと僕がド変態なんだろう(それは否定できない)

ま、街行く人、目の前の相手、すべては自分の目(フィルター)を通してしか見られないからそれもサモ・アリナンズだね。


GachifloZ

宇都宮へ・・・(「地球へ・・・」的な感じで)

 ちょっと前の映画ですが「お前はまだグンマを知らない」を観たんです。この前。とても面白かった。 

 僕は基本的に連続して3日も働けません!という精神的虚弱体質なので会社のお休みはいっつも飛び石なのですが、たまたま2日連続のおやすみがあったので思い切って北関東へ遊びに行ってみることにしました。

 

行ったのは栃木県宇都宮市
なぜなら納豆と餃子と焼きまんじゅうだったら餃子が食べたかったからです。焼きまんじゅう群馬県民以外が食べると死ぬって映画の中でも言ってたし(笑)。


貧乏なので・・・じゃなくて電車が好きなので新幹線を使わず湘南新宿ラインで2時間かけて宇都宮へ行きました。電車の中ではiphoneにダウンロードしておいたAmazonPrimeの「有田と週刊プロレスと3 #2 SSマシン編」と「クリミナル・マインドSeazon1 #12 連れ去られた少女」を観ていました。

連れ去られた少女

連れ去られた少女

 

台風から逃げるように北上して宇都宮駅に着いてから更に足を延ばして益子まで行き、老舗の蕎麦屋「炉庵」さんでずっと食べてみたかった「ビルマ汁」と「大根そば(天ぷら付き)」を食べました。すんごく美味しかったー。

ビルマ汁はスープカレーのようでスープカレーでなく、薄味のカレー南蛮のようでカレー南蛮でなく、実に繊細でやわらかな良いお味。カレー好きなら人生で一度は食すべき一品。

大根そばはまあようするに「かさ増し」に大根の千切りを混ぜてあるのですが、まあそれがかさ増しの役割を遥かに超えて実にさわやかでシャッキリと良い食感を生み出しています。そば好きなら人生で一度は食すべき一品。

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炉庵(ろあん)|益子産のそば粉を使った手打ち十割そば

 

お腹いっぱいになってから宇都宮市内にのんびり戻り、ひと息いれようと猫のいるカフェ「タフドア」を訪問。猫を遠目に観ながら美味しい紅茶と美味しいスコーンをいただきました。

猫は店内にもうろちょろしておりますが、いわゆる猫カフェとはまたちがった趣き。

なんか自然なんです。

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タフドア(宇都宮/カフェ) - Retty

 
時刻は既に夕方となっていたので先にチェックイン。
選んだ宿は「ホテル東日本宇都宮」です。
ここは「日本一の朝食」が売りらしく、ちょっと駅からは離れていますが、ホテルや旅館の朝ごはんが何より大好きな僕は迷わずここに決めたのでした。


ホテル東日本宇都宮 朝食PV

 

チェックインして荷物を置いてから汗を流しに駅近くの「ザ・グランドスパ南大門」を訪問。90分のショートコースでしたが、露天風呂やサウナはもちろん漢方風呂やら檜の湯、炭酸風呂にパワージェット、温泉プールまで一通り楽しませてもらいました。いやー気持ちよかった!(まだ平泳ぎが出来るとわかって安心したのは内緒)

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ザ・グランドスパ南大門|栃木県宇都宮市の天然温泉

 

汗をひとしきり流したあとはお目当ての餃子を。
行ってみたのは「龍門」というお店で、「龍門餃子(6個)」を2枚と「海老餃子(3個)」をいただきました。

以前に「来らっせ」でいろんなお店の餃子を食べ比べしたときにここのが一番口にあったので実際に来てみたのです。やっぱり美味しかった。来て正解。

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宇都宮餃子専門店ぎょうざの龍門 | 龍門の餃子は宇都宮の味

 

それから夜の宇都宮中心部へ。たまたまラテンダンスフェスティバルといった趣の「バンバdeナイト」というイベントがやっており、観覧自由とのことで楽しませてもらいました。少し踊ってみたよ。

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その後ホテルに戻り、最上階にあるバーラウンジへ。
カウンターで2杯ほどカクテルをいただきました。

静かな雰囲気でとても良い感じでした。やっぱり女性同伴で来たい・・・。

 

部屋に戻って無料視聴が可能だったVODでなんとなーく映画「ライフ」を鑑賞。思いの外おもしろかったのですが、就寝が午前様になってしまいました・・・。

ラストシーン、よかったなあ。

ライフ (字幕版)
 

 
2日目、朝。いよいよお目当ての「日本一の朝食」。
和洋中様々な品が並ぶ朝食ビュッフェスタイルですが、ひとつひとつがまあ美味しくて種類豊富で一口ずつでも全部は食べられないのが本当に残念!宇都宮らしく焼餃子もあり、とても美味しくいただきました。

それからお部屋で朝のシャワーを浴びてひと休みしてから宇都宮市中心部へ繰り出しました。

 

まずは餃子と並ぶソウルフードらしき「宇都宮やきそば」。有名店がたくさんあって迷いましたが、人気店の「石田屋」さんへ。目玉焼きとハム、野菜のミックス焼きそばをいただきました。味付けを客自身がするというのはすごい意外でしたが、やっぱり美味しかった。なんかほのぼの。

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有名人も訪れる宇都宮の大衆の味 ”石田屋やきそば店”さんosusumetochigi.wordpress.com

 

それからオリオン通りというメインストリート?を散策。
たまたま期間限定でお化け屋敷がやっていたので思わず入ってしまいました。「ま、なんだかんだで街の商店街レベルだろう」と思っていたのですが思ったよりしっかり作られていて何回も「うおっ!」「わっ!びっくりしたッ!!」と声を出してしまいました・・・。

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宇都宮オリオン通り お化け屋敷


夏祭りのシーズンということもあり、大通りを立派なお神輿が進んでいくのを横目にしながら栃木県観光物産協会の運営する「おいでよ!とちぎ館」に立ち寄りました。
栃木の物産品をいろいろ見てから、これも行ってみたかった「大谷観音」へ。

これはもう本当に久しぶりに圧倒されたって感じ。
日本最古の石崖仏、大谷観音は間違いなく人類の遺産というか、まごうかたなき歴史的文化財です。
予備知識なしに観に行ったのもよかったんでしょうけど、本当に「うおおお~」と声が出てしまうほど圧巻でした。

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大谷寺 | 日本最古の石仏「大谷観音」と高さ27メートルの「平和観音」

 


市内に戻って「シメの餃子」として宇都宮餃子館で健太餃子(6個)とニラ餃子(6個)をいただきました。やっぱり激戦区は競争原理が働くのか、どこの店も美味しいです。

スタミナ健太の宇都宮餃子館

 

駅でお土産に「とちぎのいちご ミルクパイ」を買いました。とちおとめのいちごミルクを使ったらそりゃあ美味しいに決まってます。子供に食い尽くされる前に僕も食べようっと。

とちまるくんパッケージ☆とちおとめいちごミルクを使ったお菓子♪|縁-ENISHI-lJR宇都宮駅ビルパセオ1F、カフェ・お弁当・ご当地食材の販売


ああ、旅は楽しいな。
宇都宮でどこへ行こうか何をしようか全く決めてなかったけど、いきあたりばったりは楽しい。
宇都宮は何回か来たけど、またすぐ来たい街です。


GachifloZ

 

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「やる気」の正体見たり枯れ尾花

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毎日毎日暇で退屈で仕方ないのに仕事のやる気はナッシング。
しかし、思いかえせばものすごーいボリュームで仕事をこなしているときも「やる気」なんて全然なかった。ただひたすらこなしていただけだっとと思う。


そもそも「やる気まんまん」でなにかをしたことって一度もなかった気がする。
誰かに「やる気満々じゃないですかw」と言われたことは腐るほどあるし、今もそう言われることは多いけど、けっこう本人的には「やる気」になんてなっていない。

やらなきゃいけないから一生懸命やる、がんばらないと終わらないから一生懸命前向きにやる、そういうのはある。
でも、「やる気があって」やってるわけじゃない。

別に仕事に限ったことじゃない。
この前も他人の不幸話が大好きな上司に過去のあれこれを聞かれたので素直に答えてたら、「本当にがんばったんだねー」とか言われてしまい、まあ客観的な状況と当時の行動だけ考えたら確かにがんばっていたんだろうなとは思うんだけれど、別に「やる気があった」わけじゃない。

やる気があってやったことってなんだろう?
大学受験?演劇学校?就職活動?同人誌作成?
どれもちょっと違う。
確かにどれも自分の意思でやろうと思ってやったけど、「やりたかったから」というのとはちょっと違う。

「表現したいものやオリジナリティなんて本当はなくて、自分を表現したいという欲求があるだけだった」とオーケン大槻ケンヂ)が言ってたけど、きっとそれと同じようなものなのかしらん。
「やる気」ってのは結局「認められたいきもち」「褒められたいきもち」なの?


好きな女の人を口説くときはそりゃもう渾身の、ありったけのやる気マックスでデートプラン考えてたりしたけど、そりゃもう「やる気まんまん」というより単に「ヤる気マンマン」だったような。

スポーツの世界で、例えばこの前のワールドカップで日本代表になったような人は「やる気まんまん」でサッカーをやってたんだろうか。「好きだったから頑張った」「憧れていたから頑張った」というのはすごく理解出来るんだけど・・・。

 

結局のところ「やる気」なんて他人の心にしかなくって、本当は誰の心にもないような気がする。「決意」とか「義務感」「使命感」「向上心」とかがあるだけで。


だから(他人から見てじゃなくって)自分の中の「やる気」ってのは結局「一歩踏み出す勇気」なんだろうと思う。
「やる気がないなー」っていうのは、やるべき事やらなければならない事に手をつける勇気が出ないってこと。

だからこれからは「やる気ねえなー」という代わりに「やる勇気が出ねえー」と言い換えようっと。
うん、なんか少し腑に落ちる気がする。


GachifloZ

 

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それでも人生は続く

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しばらく絵を掻いていなかったら上手に絵を描けなくなってしまいました。
ガガーリン

昔から模写が得意で、「自分の絵」というものがありませんでしたが、お手本を見ながらならソレナリに描けていたのに、今は全然描けません。
ガリガリガリクソン

「ワシは出来る」と思っていたこと信じていたことが出来なくなっていることに気付くというのはそれなりにショックであります。


高齢者の介護施設のお手伝いをしていた頃があるのですが、みなさん軒並み今の僕と同じことをおっしゃっていました。
曰く「あれー、昔得意だったんだけどなあ」と。

「昔得意だったかどうか知らんけど今は出来ないんだから仕方ないやろ」とむべなく思っていた非道・鬼畜な私なので、今は「しゃーないやろ、自分w」と己を指差しあざ笑ってやりたいと思います。


出来なくなったことは悲しいこと?
出来ていると思っていたことが実は出来ていなかったとして、それはつらいこと?
まあ、悲しいですよね、単純に。
つらいですわな、普通に。

今、苦しみの中にいる人は本当に本当につらいだろうと思います。

そして私はなにも出来ない。



最高にうまく描けたと思っていた絵を数日後に見ると「あれ・・・?」というのはよくあることです。この日記だって、過去ログを読み返したりすると「最高に面白いオチがついたぜグフフ」と思っていたものがちっともオチていなかったり。ああお恥ずかしい。

もっと人生で重大な失敗もあるでしょう。
笑い話にならない失敗だって誰しもたくさんあるでしょう。
でも人生きっとそんな連続です。

過去のイヤな自分、ダメだった自分、出来てるツモリ君だった自分に対し「まあオレなんてそんなものよね」と思えるようになることはたぶん悪いことじゃないんだと思います。若いうちなら必死に抗うことも大切ですが、自分を過大評価しなくなったというか、良くも悪くも等身大のミジンコな自分に気がつくのがそんなに悪いことだとは思いません。

みうらじゅん先生のセリフではありませんが、「そこがいいんじゃない!?」という考え方もあります。中学の文集なんてもうバカでアホで自己中で自分に酔っていて世界を舐めくさっていたあの頃の自分。でもそれこそ「今はとてもじゃないけどあんなふうにできない(書けない)」です。

どんな過去であれ昨日であれ、思い出したくもない過去は腐敗し発酵し熟成され、いつかきっと苦笑いできるようになります。苦笑いしてはならないような過去というのは誰かを傷つけてしまった過去くらいです。

自分のことは所詮自分世界の話ですから怖がることはありません。
苦々しくは思えても、恐れなくていいのです。

バカだったなーと思うならそのまんまでいいです。
バカじゃないよ!と否定もしません。バカじゃないとどんなに思えることでも、バカだったと思うか思わないかはその人自身なので、周りがとやかく言うことではないような気がします。


いつかきっと話せる時が来るまで、そっと熟成させておきましょう。
お味噌も醤油もとっても美味しいです。


GachifloZ

 

鬱になった時のことを思い出してみる

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昔々の話でありますけれども

いわゆる「鬱」と診断されたことがあります。
正確に言うと「極度の抑うつ状態による自律神経失調症」と診断書には書いてあった記憶があります。
鬱病じゃなかったのか・・・と今更ながらに気が付きましたが)

極度の意欲低下で何もする気が起こらない。
ご飯を食べよう食べたいという意欲?も消失してたからか、お腹も減らないし、眠くもなりませんでした。

でも、心のどこかで「言うても食べなきゃ死ぬなー、死ぬと迷惑掛けるしなー」とは思っていたので、来る日も来る日も3食きちんと食べていました。ただし、お腹が減らないので「朝○時、昼○時、夜○時になったら食べたくなくとも食べる」という感じにしていました。

ただ、時間になったから口にモノを入れる。
ただ、時間になったから布団に入る。
もはや単なる機械仕掛けのオレ。
来る日も来る日もこんな感じでした。


気がつくとボロボロ涙がこぼれることがありましたが、なんで泣くのか自分でも本当はよくわかっていませんでした。

死にたい死にたいとも思っていましたが、同時に「死んだら迷惑掛けるから死ぬわけにもいかないよなあ・・・」と思っていました。ちなみになんで死にたかったのかはよく思い出せません。


その頃はすべてのことがどうでもよくなっていました。
将来のこととか、お金のこととか、対人関係(特に女性のこと)とか。
どうでもよいというか・・・「○○になりたい!」「○○したい!」「○○欲しい!」という意欲が全て消失して、「別に○○にならなくてもいいや」「別に○○欲しくもなくなったわ」みたいな感じになっていたのだと思います。
そしてその感覚は今も残っています(だから貯蓄なんて全然しようとも思わないししていない)。

「死ぬ時が来たらただ死にゆくのみさ・・・」と言うのは好きなマンガのセリフですが、それはなんかもう「なんかめんどくせーからいろいろ別にどうでもいいや」という感じと同義だったのです。僕の中では。


まあこれまでの人生を振り返るに、絶対ロクな死に方をしないと思います。それくらいダメな人間です。振り返るたびにどうしようもないクソ野郎で、係わってしまった方々、本当にどうもすみません。
ただ、ロクな死に方をしないと思うものの、それを「嫌だなあ」「怖いなあ」とは思っていません。

タバコをプカプカ吸っていた時も結構「あー、こうやってオレは肺がんになるのだ、これはオレに罰を与えているのだ、ざまあみろ、早や死にしやがれオレ」と思っていました。高所恐怖症のくせに絶叫マシーンが大好きなのも同じ感覚です。「オレよ!もがき苦しめ!」みたいな。おまけに死なないし。ラッキーです。


当時、お仕事はそれなりに順調で、それなりの立場も貰い、それなりのお給料もいただいておりましたが、この病で3ヶ月の完全休養、そしてそれから数年後にすべて失ってしまいました。
失ったというか、失うことに全く抵抗がなかったのでそれら全部捨ててしまったというか。


それから流れ流れて幾年月。
かなり特殊なおじいちゃんが出来上がってしまいました。

おじいちゃんはハードロックを聴きながら「絶望こそ我が人生」とライブハウスでヘドバンし
アイドルのLIVEへ行っては感動して涙をこぼし
日本代表なんか一人もいないサッカーを観に行っては歓声を上げ
たまに下手くそな絵を描き
たまに誰の心にも届かない日記を書き
都立公園を巡ったり
映画を観たりお芝居を観たり
ラーメンを食べたり
マンガを読んだり小説読んだり
機械をいじくったり
ドライブしたり
たまに仕事したり
好きな人のこと考えたり

 

どうしてだろうこんなに穏やかでいられるのは

失敗だらけだったけど
成功してがんじがらめになるよりよっぽど良かったのかなと
お金たくさん稼いでいた時、本当に苦しかったなと


まあ
人生の敗残者は今となればそう思うわけです。はい。

もちろんみなさまには幸多かれと思っております。
私のようになりませぬよう。

ではまたあした。

GachifloZ

杏果ちゃん脱退から4ヶ月、少しだけ傷も癒えました。

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♪毎日毎日ぼくらは鉄板のぉ~上で焼かれてヤになっちゃうよぉ~
と、今日だけで30回は歌っていました。

だって忙しいんだもの!
2月から更新してないとは思わなかったけど!

この3ヶ月、何をしていたかと言えば、
お芝居(虚構の劇団)を観に行ったり、Jリーグ横浜FC栃木SC)を観にいったり、筋肉少女帯のLIVEに行ったり、宇都宮餃子まつりin横浜へ行ったり、ついでに中華街や山下公園を散策したり、ももクロさんのLIVEの会場推しをしたり、飛鳥山へお花見をしに行ったり、ラーメン二郎に行ったり、旧AIBOを直したり、旧古河庭園へ薔薇を観に行ったり、家の水草水槽でメダカを飼ったり、iPadProを買っちゃおうカナ~と悩みつつバッタモンのapplepencilを買ってSurfaceで落書きしたり、連日連夜麻雀ゲームアプリで親の倍満狙ってはリーのみ1000点で流されたり・・・とまあ相変わらず遊びあるいておりました。

ま、書くことはいくらでもあったのに更新しなかったのはやっぱり年明けのももかちゃん脱退の余波なんですけど。


家のレコーダーは「おまかせ録画」で延々とももクロさんの出演番組を撮りためてくれていますが未だに一月以降は観れていません。

ちらっと目にとまってしまった4人での怪盗少女はつらくてしかたありませんでした。


でも10周年ライブは行こうと思います。

涙で観ていられないのか、またしても奇跡を観ることになるのか。いずれにせよ何かが僕の中で変わる予感があります。


ま、四月からは良いことが続いているので、今年はお正月始まりではなく「4月始まり」の一年だと思ってこれからも楽しく過ごしていこうと思います。


ではまた。

あなたにも穏やかな日々が訪れますよう。


GachifloZ

 

軟弱者のできること

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コンニャクのようにフニャフニャした根性なしで甲斐性なしの軟弱者であるからして、惚れた女性を守ってやることも出来ず、考えることと言えば「笑っていてほしい」とバカなフリ(フリだからな、フリ!)をしてつまんないギャグを言い、くだらない唄を自作して歌う日々である。

どれくらい軟弱かというと、歩きタバコをしている貧相なオッサンがいればすれ違いざまに「チッ」と舌打ちをくれてもやるが、これが怖いヤー公の場合は(脳内で)すばやく脇から背後に周り(脳内で)バックドロップで致命傷を与えてやるのが精一杯という情けなさだ。

ああ、強くなりたい。


家のすぐそばに格闘技道場がある。
総合メインのようだが、柔術コースやらキックコース、ボクシングコースもある。
「女性にも大人気!ボクササイズ」なんてコースもあるが、本当に大人気なのかどうかは知らない。通ってみようかなーと思うが、おじいちゃんに来られても迷惑よねと腰が引ける・・・というのは嘘で、本当は若いヤンキーみたいのにボコられるのが嫌なだけなのだ。

昭和のバカ男児であるからし仮面ライダーやらウルトラマンに憧れ、強くなりたいと柔道を始めたのが5歳の頃。「うちのボクチャンが小学校お受験前に怪我でもしたら大変!」というご母堂の鶴の一声で柔道をやめたのが6歳の頃。

プロレスにハマり、「燃える闘魂」「苦しみの中から立ち上がれ」を擦り切れるまで読み、ひたすら筋トレに励んだのが中学生の頃か。

あれから時は流れ、いまではすっかりボテ腹デゴイチだ。
最近は筋トレしても昔のようにすぐ腹筋が割れることもなくなった。
我ながら実になさけない。

今も昔も強くなりたい。
少なくとも惚れた女を守ってやれるくらいには強くなりたい。
だがしかし。

今のこの状況が現実だ。

何が出来るだろう?
何が出来るだろう?
ただ見ているだけか?
本当にそうなのか?


てなことご立派に考えつつも、やってることはおっぱいマンの日記を書いているのだから人生もうどうしようもない。
本当にどうしようもないのう。

GachifloZ

 

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