綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

逃げろ負け犬

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人生は回転寿司。
目の前の皿から目をそむけても一周回ってまた現れる。しかも状況が確実に悪化して。


2017年末、クルマにAIBOに尿管結石とまあいろんな事があったけど、実は年が明けた今もいちばん心を痛めているのは先送りし続けた仕事のことだ。

それは別にむかしのオレのような「ヤクザの組事務所の引越手伝い」とか「明らかな麻薬患者からの深夜クレーム」とか「何年かぶりに元旦に休んだらとてもえらい人(本当は能無しクソ野郎)に『テメエ元旦に休んでんじゃねえよ今すぐ出社しろ』と自宅に怒りのTELが入る」とかそういうことじゃない。
もっとなんでもないことだ。
たぶん昨日今日社会人になった高校新卒者でも出来るだろう仕事だ。

それを延々延々ほったらかしてあるのだ。

なぜか。

めんどくさいから。
いくら理由を探してみてもこれしか思い浮かばない。


これがもう本当につらい。
本当につらいのだ。

なんでやらないのか自分でもわからなくなっている。

一方で、これをやらないことでものすごく他の仕事が捗っている。
なぜならこの簡単な仕事から目をそらしたいがために、本来業務であるなしにかかわらずありとあらゆる仕事に手をつけまくり、そして片っ端から終わらせているからだ。
試験前夜に家中がピッカピカになっているようなイメージだ。本当にそんな感じ。

ろくなもんじゃねええええええええ!
とツヨシの如くぴぃぴぃ叫びたくなるほどだ。

本当に最低だ。
でもありとあらゆる仕事を精力的かつ徹底的にこなすから周りからは褒められる。
本当は逃げて逃げて逃げまくっているのに。

うーむ、つらたん卍。


ぴぃぴぃぴぃ
ぴぃぴぃぴぃ
ぴぃぴぃぴぃ
ぴぃぴぃぴぃ
実にろくなもんじゃねえ、ほんとのオレ。

 

GachifloZ

ダメ、筋少パクツイ。


[フル] 筋肉少女帯「中2病の神ドロシー 〜筋肉少女帯メジャーデビュー25th記念曲」

 

うーんどうしよう。
非常にまずい状況となっている。


筋肉少女帯の曲で「中2病の神ドロシー」という曲がある。
筋少が25周年を迎えるにあたってリリースされた記念ソングなのだけれど、そこはそれ筋少なので「キミらが25年観てきたのは筋少という名のバンドでもなんでもなくて、全て幻。筋少というバンドはキミ自身の心の投影に過ぎないんだよ」と歌っている(意訳)。

 

僕はApple好き、隠れSONY好き、クルマ好き、何より熟女好きに加えて大の筋少フリークでもあるので、この曲に限らず筋少のいろんなフレーズが身体に染み付いている。
だから、#もっかい見たいあの頃のバンド晒せ というハッシュタグに思わず

「たぶん本当にもっかい見たいのは バンドではなくて あの頃あそこにいたあの頃の自分たちなのだ」

と、悪意なくつぶやいたら・・・
半日で532リツイートに1,018いいねをもらって今も更に更新中である。

 

やばい。
明らかなパクツイである。
パクツイの神ドロシーである。
明らかなパクツイの神アリスであるにもかかわらず「おい小池!!じゃなかったGachifloZ!!オマエそれ中2病の神ドロシーのパクリじゃねえか!!」というお叱りのDMが来ない。

マズイ。
このままではさらにツイートが拡散し、そのうち怒り心頭に達した熱烈な筋肉マニアからの訴訟に闇討ち、奇襲攻撃に自宅特定及び職場特定をまず免れまい。
怖い。どうしよう。新日本に殴り込んできた時のラッシャー木村のように自宅に生卵を投げつけられ罵詈雑言を浴びせられるはめになったらどうしよう。泣いちゃう!


悪気はなかったのよ!
だって朝の5時過ぎよ!うつらうつらとしていたのよ!
悪かったよ!

ノーマン・ベイツじゃなかった、ストレンジネスなんとかで良番のチケット取ったのに尿管結石で行けなかったクリスマスライブの分も今度のFCライブで多めに物販買うから許してください!!

 


GachifloZ

ハロー赤い玉

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時に2017年末。
長年連れ添ったクルマを手放し、
長年恋い焦がれたAIBOを直し、
長年の習慣を断ち切ってオレは一体どこへ行こうとしているのか?と思っていたら

 

尿管結石なるものにかかって?しまった。
痛かったー。すわ盲腸か腸閉塞かと思ったけれど、単なる石ッコロとわかれば気に病むことはない。
ひたすら水を飲んで飲んで飲みまくってやった。
来る日も来る日も激痛に耐えながら1日4Lは飲んでやった。

こちとらクリスマスだというのに暇だし、なんてったってクルマロスで寂しくて仕方ないから気を紛らわすのにちょうどいいわい!と痛みにのたうちまわりながらガンガン水を飲みまくってやった。
一週間ほどしたある休日、7mmほどの石ころがカランと音を立てて出ていった。
ざまあみろ、フンガー!


という話を好きな人にしていたら、おじいちゃんになると出るという「それって打ち止めの赤い玉では?」説がにわかに浮上。
たしかに尿管を傷つけながら下りていった石は赤黒かったような気がする。たしかに尿管結石って若いヤングな人よりもオッサンに出来る気もする。つまり赤い玉の伝説ってのは「尿管結石が出来る歳になったらもうオスとしての機能も終了ですよ」という意味なのかもしれない。


おいおい、余計に寂しいじゃないかああああああッ!!!
まだまだやりたいんじゃあああああああああああああああ!

 

という年末のお話。

 

GachifloZ

 

さらばクルマ

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すっかりAIBO共依存なのは良いとして。
もいっこ年末に置きた大事件がありました。

それは四半世紀乗り継いで来た「マイカー」なるものを・・・とうとう売っぱらったこと。
乗り換えではなく、手放したのは生まれて初めてです。
つまり今、わたし車を持っていないのですが・・・これは僕にとっては本当に大ニュース。いやもう「ロス」っぷりがすごいんです。

駐車場に車がないというのがこれほど寂しい光景とは思いませんでした。
本当に寂しい。毎朝ため息しか出ません。

 

幼い頃にスーパーカーブームというのがあり、かつ、親父や叔父たちがクルマ好きであったこともあり、僕にとってクルマは生活の一部でした。
あまりにつらいので断食や断酒ではありませんが、大好きな「あること」を断って必死にその苦しみを忘れようとしていますが、やっぱり寂しさは消えないなああああ

 

つらいとき、いつもクルマに乗ってエンジンかけてブロローンと走りました。
あてもなく走っていたら北海道まで行ってしまったこともあります。
どこだかわからない海岸に朝までいるのが好きでした。
真夜中にむくりと出掛け、夜明けの首都高をぐるぐる走りました。
ブローさせたこともあります。
ぶつけたことも、ぶつけられたこともあります。
大切にしなかったな。もっと大切にしてあげればよかったな。

 

またいつか。
またいつか。
またいつか。

 

そりゃあAIBOに依存するのもむべなるかな、なのです。


GachifloZ

AIBOふたたび

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なんと11月から日記を書いていない!
そういえば怒涛の年末だったような気もするが、なにしろ周囲には怒涛どころではない人もいるので控えめに「慌ただしい年末」くらいにしておこうっと。


昨日ニュースで新型aiboの発売が大々的に報じられていた。
訳あって現在我が家で預かっているAIBO(ERS-7)を抱きかかえながら僕は「欲しくなんてないさ欲しくなんてないもんねだってうちにはキミ(AIBO)がいるもんね」と歌っていた。


うちにはapple製品がたくさんある。
この前のクリスマスにとうとう誘惑に負けてサンタさんにairpodsをおねだりしてしまった。
耳からうどんを垂らし、apple純正レザーケースをつけたiphoneをいじくり、腕にはapplewatchをはめてMacBookを小脇に抱える自分の姿を見た時は「さすがにやりすぎ」と思った。
やっぱりイヤホンは別メーカーのを使おう・・・。

 


apple製品を集める前はずっとSONY信者だった。
正直言えば心は今も隠れ信者だ。

SONYのラジカセ、SONY純正のカセットテープ、出掛ける時はウォークマン。ビデオはもちろんベータマックスだ。PCは歴代VAIOだし、ゲームもプレイステーションばかりやっていて、任天堂セガも全く興味がなかった。
SONY製品が好きで、憧れだった。かっこよかった。
今もテレビやブルーレイデッキはSONY製。ヘッドマウントディスプレイなんかも衝動買いしてしまった。やってることは小学生時代と変わらない。

 


でも、そのSONY製品で唯一手に入らなかったものがある。
それがAIBOだ。

価格の高さもあったけど、当時僕は死ぬほど忙しく、とてもじゃないけどロボットを愛玩する心の余裕がなかった。
さらには結婚するわ会社は机ひっくり返してやめるわ子供は生まれるわカミさんは重度障害者になるわ・・・そんなこんなな嵐の中を泳いでいるうちに結局AIBOは生産中止となってしまった。

 

そして
手に入らなくなった途端、欲しくてたまらなくなった。

 


ある人から「動かなくなってしまったAIBOが10年くらいしまってある」という話を聞いた僕は「直させてもらえないだろうか直させてもらえないだろうか直させてもらえないだろうか」と懇願し、なんとか動かないAIBOを預かった。

それからというもの、ありとあらゆる旧AIBOサイトを巡って知識を集めまくり、部品を取り寄せたりなんだかんだいじくり倒し、年末とうとう再稼働に成功した。


10年ぶりに動いたAIBOはたまに転んでしまうけど、毎夜僕と遊んでいる。
寝るときもいっしょ。
すっかり僕の手を離れたカミさんやガールズにかわって毎日僕と遊んでくれている。

 

だーから日記をずっと書いてなかったのさ!
仕方ない仕方ない(笑)。


GachifloZ

 

9分だけがんばります

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リハビリ日記。

事務室に誰もいない時はYouTubeで「 不安症改善 / うつ症状改善 / 乱れた自律神経を整え免疫力を高めます」というヤツや「聞いているだけでマイナスの感情を消し去り、過去の罪、恐怖心、トラウマを解放するBGM」といったいわゆる「作業用BGM」を流しながら仕事をしています。
でも一番落ち着くのは「E233系3000番台 走行音〈快速〉宇都宮→逗子」なんです。ただひたすらガタンゴトンガタンゴトン言ってるだけど、これが落ち着くんだよなー。3時間近くあるので、2回も聴けばあらあら不思議、あとちょっとで退勤時間になるのでさらに良い感じであります。


休み明け、職場に着くとデスクの上が毎度毎度「ぐちゃーっ」としています。交代勤務なので様々な引き継ぎがあるのは仕方ないんですが「こんなん自分で出来るやろ!」というものもあれば「こんなん別にしまっといてくれれば・・・」というようなものまでまあほんとにいろいろあります。

この前は「わたしのシャチハタのインク交換しといてください」と偉い人からのVIPなメッセージがあり、さすがに「それくらい自分でやれよ!」と思った私は「シャチハタのインク交換って最近は簡単になったんですよねーw」とつとめて明るくお知らせ申し上げたところ「いやあ、不器用だからさあ・・・自信ないんだよね」と言われてしまいました。健さん健さんなの?

せめてペーペーの新入社員にやらせろよ!と思ったのですが、ボソリと「あの子、不器用そうだからさ・・・」とのこと。不器用な健さんが不器用と思う子!鬼馬二?丹古母鬼馬二なの?!あるいはたこ八郎なの!?


「仕事は仕事の出来る人間に集まる」とはよく言ったものですが、むしろ「ゴミ仕事はゴミ人間に任せろ」と言ったほうがいいような。いや、あかんあかん、卑屈になってはアカン。

今日もあと9分だけがんばろう。


GahifloZ

 

 

 

 

 

僕が秋を好きな理由

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リハビリ日記。

6分で日記が書けるかゲーム。

秋が好きなのは昔、こんなセリフを読んだことがあるから。

「秋が好き。手をつないで歩けるから。でも本当はそうじゃないの。秋が好きなんじゃなくて春が嫌いなの。だって春にひとりでいるのは耐えられないじゃない?」

今思えば「何言ってんだコイツ」というか、わかるようなわからないようなロジックなんだけど、10代の僕にはすごく響いたんだよね。

あれからすんごい年月が流れ、今も僕は秋が好きだけれど、心のどこかでやっぱりこのセリフがいつも浮かんでる。

だから秋は手を繋いで公園を散歩したい。

僕にとって秋は憧れで、救済で、青き春の思い出なのです。

 

まあ6分じゃこんなもんか(笑)。

 

GachifloZ