綾鷹カワウソ妄想譚

一生涯の愛をこめて

9分だけがんばります

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リハビリ日記。

事務室に誰もいない時はYouTubeで「 不安症改善 / うつ症状改善 / 乱れた自律神経を整え免疫力を高めます」というヤツや「聞いているだけでマイナスの感情を消し去り、過去の罪、恐怖心、トラウマを解放するBGM」といったいわゆる「作業用BGM」を流しながら仕事をしています。
でも一番落ち着くのは「E233系3000番台 走行音〈快速〉宇都宮→逗子」なんです。ただひたすらガタンゴトンガタンゴトン言ってるだけど、これが落ち着くんだよなー。3時間近くあるので、2回も聴けばあらあら不思議、あとちょっとで退勤時間になるのでさらに良い感じであります。


休み明け、職場に着くとデスクの上が毎度毎度「ぐちゃーっ」としています。交代勤務なので様々な引き継ぎがあるのは仕方ないんですが「こんなん自分で出来るやろ!」というものもあれば「こんなん別にしまっといてくれれば・・・」というようなものまでまあほんとにいろいろあります。

この前は「わたしのシャチハタのインク交換しといてください」と偉い人からのVIPなメッセージがあり、さすがに「それくらい自分でやれよ!」と思った私は「シャチハタのインク交換って最近は簡単になったんですよねーw」とつとめて明るくお知らせ申し上げたところ「いやあ、不器用だからさあ・・・自信ないんだよね」と言われてしまいました。健さん健さんなの?

せめてペーペーの新入社員にやらせろよ!と思ったのですが、ボソリと「あの子、不器用そうだからさ・・・」とのこと。不器用な健さんが不器用と思う子!鬼馬二?丹古母鬼馬二なの?!あるいはたこ八郎なの!?


「仕事は仕事の出来る人間に集まる」とはよく言ったものですが、むしろ「ゴミ仕事はゴミ人間に任せろ」と言ったほうがいいような。いや、あかんあかん、卑屈になってはアカン。

今日もあと9分だけがんばろう。


GahifloZ

 

 

 

 

 

僕が秋を好きな理由

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リハビリ日記。

6分で日記が書けるかゲーム。

秋が好きなのは昔、こんなセリフを読んだことがあるから。

「秋が好き。手をつないで歩けるから。でも本当はそうじゃないの。秋が好きなんじゃなくて春が嫌いなの。だって春にひとりでいるのは耐えられないじゃない?」

今思えば「何言ってんだコイツ」というか、わかるようなわからないようなロジックなんだけど、10代の僕にはすごく響いたんだよね。

あれからすんごい年月が流れ、今も僕は秋が好きだけれど、心のどこかでやっぱりこのセリフがいつも浮かんでる。

だから秋は手を繋いで公園を散歩したい。

僕にとって秋は憧れで、救済で、青き春の思い出なのです。

 

まあ6分じゃこんなもんか(笑)。

 

GachifloZ

あめのにちようび

今週のお題「休日の過ごし方」

 

リハビリ日記。

 世の中変わったなあ。
昔は「玄関前に置いてくれ」ってお客も多くって、やがて「そんなのダメに決まってんだろ!」と夜間配達が始まって、そのうち午前指定やら果ては2時間ごとの時間帯指定やらが始まって。そんで結局玄関前放置サービス登場か。なんだかなー。なんかおかしい気がするけどまあ世の中そんなもんか。

 

そういやご近所預けってのもなくなったな。地方ではあるのかな。久しくそんな言葉すら耳にしなくなったな。つーかうちの右隣は確かおばあさんだったな。左隣がおじさんで。名前も知らないし顔もわからないけど。

オレがニンゲンギライだからご近所付き合いがないんだとずっと思っていたけど、両隣の老人たちはオレんちのこと知ってるのかな。表札も出てないし名前すら知らないだろうな。なんだかな。まあそんなもんかな。

 

 

 


日曜日だというのに今日もお仕事。
一日が長かったー。
もうほんとうに長かった。
早く帰りたい。
帰ってもすることはないが帰りたい。
帰ってごろごろしたい。

 

今日もなにもしなかった。
たくさんしたようで何もしていない。
本当にしなければならないことを一つやればあとはずっと遊んでいたってその日は「なにかをやった日」で、どんだけ雑務をこなしても「やらなければならないこと」をやらなかった日はなんにもしていないのと一緒。
僕はそう思ってる。
そして今日は何もしなかった。

こんな日は長い長い一日が終わっても充実感などなにもなく、ただただ徒労感だけが残る。

ほんのすこしだけ勇気を出して前に一歩踏み出せばいいものを、だらだらだらだらと別に今日やらなくてもいいことを山のように処理する。


まあでもそんな日があってもいいや。
僕の達成感や充実感なんて会社には実はどうでもよくて、山のように業務をこなしたのならそれはそれで会社にとっては価値のあることなのだ。


だがしかーし。
僕は僕が「やってやったぜ!」という仕事をひとつだけして、あとはふらふら遊んでいたいと思う。会社にとってはそちらのほうがよほど困ったちゃん社員なのだが、僕がそう思うのだから仕方ない。


家に帰ってごろごろして「ああ今日も何もしなかったな」と思うのは嫌だな。嫌だからちょっとだけ「やらなければならないこと」をしようかな。ちょっとだけね。ちょっとだけ。

別に全部終わらせなくてもいい。
ほんの数ミリでも前に進めばきっといい夢が見られると思う。


GachifloZ

 

聴け!おーふくビンタハードパンクの行く末を!

夜のリハビリ日記。

↑うーんなんとなく字面がいやらしくてよい!

 

ショートショート

↑うーんこれもちょんの間っぽくていいな!

 

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筋肉少女帯の新譜、Future !を鼓膜が突き破れんばかりの大音量で連日聴き込んでいる。もはや貫禄というか様式美というか伝統芸能的な珠玉のハードロックアルバムだ。筋少を知らぬ全ての若者、いやいや全てのおじいちゃんにこそ聴いていただきたい。

 

思えば筋少はいつだって僕の心がざわざわする時に合わせたように新譜を出してくれる。前回転職をヨギナクサレた時もそうだったし、大切な人が心折られ、それを何も出来ずただ眺めているだけの時もそうだった。

今回もなんだかんだで心がざわついてどうしようもねーな、どうすりゃいいんだと思っているこのタイミングでリリースだ。神ってる(死語?)ぜ、まったく。

 

 

なーんて言いつつ

 

実は僕の心が年がら年中ざわついているだけってことはわかってる。

良いんだよ細けえ事はっ!

 

ずっとずっと、ライブハウスや映画館の暗闇に潜んで行けるところまで行こうと思う。そしていつか一緒に。シュッポシュッポー。

 

GachifloZ

 

Future! (初回限定盤A)

Future! (初回限定盤A)

 

 

 

ブブブ・ブレードランナー

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リハビリ日記。

このまえタンブラーだったかツィッターだったかで「YouTube見るのもネットTVにハマるのも良いけれど、インプットばかりに偏りすぎてアウトプットの時間が取れないようになってはダメ」という(ニュアンスの)投稿を読みました。

本当にその通りだと思います。
自分自身、以前はもっともっと駄文を書き連ねたり、駄画を日々描きなぐったりしていたものですが、それもすっかりおろそかになっています。そして「使わない能力は退化する」という自然界の掟に則りどんどんどんどんアウトプットの機会(と能力)が失われてきました。

だからたまにこうしてリハビリで日記を書くのです。
自分でも痛々しくて嫌になるのですが、それでも書き連ねます。そのうち書けるようになるような気もするし。

 

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僕は映画(というより映画館?)が好きでよく観に行くのですが、「ヒット作の続編」というのが最近とみに多く上映されているように感じています。「シリーズもの」とでも言うのでしょうか「スターウォーズ」とか「ロッキー」とか「釣りバカ日誌」とか、あーゆーやつ。

まあシリーズ物と言っても現実的には「2」だけ観る人、「4」だけ観る人なんてのも多いわけで、大抵はその作品だけを観ても面白おかしく観られるような作りになっていると思います。あらすじを入れたり、登場人物にそれとなく説明させたり(「激突ルウム会戦」のようにあらすじだけで終わってしまうのではないかというのも困りますが)。

 

ところが、先日観た「エイリアン コヴェナント」はその点においてかなり不親切な映画で、前作「プロメテウス」の内容をある程度理解(というより記憶)していないとなかなかにキョトーンとしてしまう作りになっていました。

実際のところ僕は「プロメテウス」を劇場で観ているのですが、正直さっぱり内容を覚えていませんでした。映画「エイリアン」の前日譚であるということすら知らずに観たという事だけははっきり覚えているのですが(「おいおいこれじゃエイリアンのパクリだろ!」と思った)、そんな調子ですから正直なところコヴェナントは展開がいまひとつよくわかりませんでした。
ただ、リプリーを彷彿とさせる女乗組員がひたすら果敢に行動し、懸命に生き延びようとする姿にはただただ「うーむこれぞ様式美」と感銘を受けておりました。それで十分じゃないかと。

コヴェナントを観た日の夜、そうは言っても「わからないまま」でいるのもなんとなく悔しいし、1800円がもったいないように感じてAppleTVで「プロメテウス」をレンタルして再鑑賞しました。ま、結局は「観てもやっぱりよくわからん」という感想でしたが。

 

そんな「コヴェナント」も作品自体は悪い出来ではなく、僕は今年を映画の当たり年だと思っているのですが、今日現在なによりとても楽しみにしているのが「ブレードランナー2049」です。大好きな作品の続編に大好きなララランドのライアン・ゴズリングが主演というのも不思議なご縁でとても嬉しい。これに関しては「コヴェナントのテツは踏まぬぞ」とばかりにAppleTVで前作「ブレードランナー」を昨夜観ておきました。フフフこれでもう抜かりはありません。ああもうプリスかわいいよプリス!そして何より伝説の「強力わかもと」は登場するのでしょうか(そこ?)。とても楽しみです。

 

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あーなんかいいな。
アウトプットするのはやっぱりいい。
こうやって書き殴っていていると「わろてんか」についてですら3000字くらいは書けそうな気がしてくる。
土砂降り台風の先週日曜日に2万歩近く都内をさまよい歩いたことなら8000字くらい書けそう。
筋少の新譜「Future !」についてなら10000字はイケるな。
ポルシェターボについてなら100000字はイケる気がしてきた。

あしたもがんばります。

またあした。

 

GachifloZ

 

バスケットケースに君と

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こんにちは。

昔の私はかなり嫌なガキで性格がねじ曲がっていたので、小学生の頃には既に生涯に渡る人生設計をかなり明確に思い描いていました。

 

東京の一流大学を卒業し、日本一の大企業に入り、若くしてエリートコースまっしぐら。いい服を着ていい車に乗ってきれいなマンションに住み・・・といったよくある信長の野望的?なものから、後輩の女子大生をお嫁さんにもらってかわいい女の子をふたり産んでもらうとか、かわいい彼女の手作りサンドイッチをバスケットケースに入れてピクニックに行く風景とか、それはそれはもうあくなき妄想を日々(勉強もせず)つらつら思い描いていたものです。

 

もちろんなんの根拠も算段もありませんし、実現させるための努力を惜しまぬ信念など柿の種ほども持ち合わせておりませんでした。


でも・・・それでも実際おじいちゃんになってみると「なんだかんだ言って結構叶えてしまったぜフフフ」と言う感じなんです。

 

だって例えば「東京の一流大学に入る」って滅茶苦茶アバウトですから。
東大とか早稲田の政経とかは間違いなく一流だと思いますけど、GMARCHが一流かどうかはかなり意見が分かれるでしょう。日東駒専はもとより大東亜帝国を一流と呼ぶ人だっているかもしれない。

きれいなマンション。
いい服。
いい車。みんな同じです。

小学生男子であった自分の当時の定番妄想「かわいい彼女と横浜までドライブ」なんて「横浜」「ドライブ」というのはそれなりに具体的だけど、彼女が「かわいいかどうか」は完全に主観だし、だいいち「彼女かどうか」というのだって所詮は思い込みに過ぎません。

要するにこんなの「自分が納得できるかどうか」なんです。


そういった意味では(笑)ほとんどの夢を叶えてしまったおじいちゃんの最近のマイブームは「叶えていない幼き頃の夢を強引に過去のポケットから引っ張り出し、無理矢理実現させてしまって悦に入ること」なのです。

 

さあ、とりあえずバスケットケース買いに行かねば!

 


GachifloZ

 

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未来へススメ、Future !

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こんにちは。


いよいよ筋肉少女帯の新譜「Future!」が発売となります。
かつては過去に取り憑かれた「トラウマパンクバンド」と言われた(あっ、それは特撮か、まあいいや)筋少が「未来」を歌う日が来るなんて実に感慨深いものがあります。


前作「おまけのいちにち(闘いの日々)」が言うならば「Pastッ!」という感じでしたので、帆先を180°変えておじいちゃん版「未来へススメ!」という感じでしょうか。そりゃあ一本指立てたくもなるというものであります。


若かりし頃の自分のことを棚に上げて言うのもなんですが、家でひねもすゴロゴロしている我が娘らを見ていると「未来永劫、時間は無限にある」と感じているように思えてなりません。
でもやはりすべては有限で、確かに未来はあるけれどもゴロゴロしていられる時間の終わりは必ずやってきます。


幼い頃の「絶交」(←懐かしいな、最近してないな絶交)に始まり、学生の頃なら「クラス替え」「転校」「卒業」という形で、大人になれば「転勤」「転職」、あるいは「落選」「失脚」「投獄」「破局」「事件」「事故」「罹患」、そして果ては「生き別れ」・・様々な形で終わりの機会はやってきます。

 

だけどそんなのいつだって出会いとセット販売だからね。バラ売りはしてないんだきっと。


だからそれはしゃーない。

だから今を大切に。
昨日のことは忘れられないし明日のことは不安で仕方ないだろうけど、それでもなにより今日を大切に。

 

空に一本指立てて未来へススメ!Future !


GachifloZ